住まいづくりは、誰と歩むのか

藤原の日記

こんにちは。
気温も上がり、春めいた気候となってきましたね。
桜の蕾も膨らみ、いつ咲こうかと待ちわびているようです。

三連休は、打ち合わせが続き、忙しく過ごさせていただきました。

古民家リノベーションのご相談から始まり、県外での新築住宅の新規面談や打ち合わせ、リノベーションのご提案、設計が終わり見積中の計画のご説明など、このご時世に本当にありがたいことだと感じています。

その中で、新築のご相談を受ける際、いろいろとお話を伺いながら、「求められているものは何か」を探しながらお話を聞いています。
大きく分けると、二つに分かれるように感じています。

一つ目は、私がどのような考えで設計に取り組んでいるのか、その考えに沿った「居場所の集合体」としての住まいを求められる方。
二つ目は、構造や性能(温熱環境)、間取りを重視される方です。

一つ目の方は、家づくりそのものを前向きに楽しまれているように感じます。
二つ目の方は、失敗してはいけないという思いから、常に慎重に判断されているように感じます。

確かに、住宅を建てるということは大きなお金がかかることで、失敗できないと考え、慎重になるのは当然のことだと思います。

では、その「失敗」とは、いったい何を指すのでしょうか。

性能が十分でなかった、施工不良があった、ということは、確かに失敗と言えるかもしれません。

しかし現在は、耐震等級3や断熱性能の等級など、一定の性能はどこでも確保されており、金額の差はあっても、性能だけを見れば大きな差は少なくなってきているように感じます。

では、何を基準に判断していけばよいのでしょうか。

私が大切だと思う判断基準は、「人」ではないかと思います。

住まいを一緒につくるパートナーとして、誰と家づくりをするのか。
そのことが、住まいづくりにおいて、とても大切なことなのではないでしょうか。

藤原昌彦