心地よさを感じるときはどんな時でしょうか?
木々が揺れている様を見たり、水面に風が吹き揺れている様を見たり、薪ストーブなどの炎の揺らめきを見たり、不思議と心地よさを感じます。
これらには、ゆらぎという作用が人間に心地よさを与えていると言われます。
ただ自然に揺れているのでは、と思ってしまうのですが、分析すると1/fゆらぎという振動数で揺れているそうです。
ゆらぎは、人にとって大切な振れ幅なのかもしれません。
心地よい暮らしには、ゆらぎが必要となります。
木の揺らぎ、水面の揺らぎなどなど、大層なことをしなくても、木を一本見えるところに植えてちょっとの時間眺めるだけでも、心穏やかになれると思います。
藤原昌彦