桜の花も華やかになり、少しづつ暖かくなってきましたね。
コロナウイルスの影響がどうなるのか不安ではりますが、今はみんなで耐えて前を向いて行きましょう。

本日は、今進めている住宅の構造の打ち合わせを構造家と行いました。
高さの関係や意匠面での構造との関係性を顔を付き合わせて行う事ができました。
建築基準法という法律の中では、木造住宅の様な規模の限られたものについては、構造の安全性は設計者に委ねられています。
言い換えると、建築士が設計した木造住宅については、その安全性は確認しなくて良いという法律です。
永く愛されれる建築・ロングライフデザインを実現するためには、この構造をまずはしっかりと担保していかなければなりません。
建築家としてしっかりと設計することはもちろんですが、構造の専門家の構造家とコラボレーションすることにより第三者の目が加わることでより良くなっていくと思います。
設計の段階で、安全性を確認する(構造計算:許容応力度計算)事を義務化し、現場での施工状況をしっかりと確認し記録していく。
構造を考える事は、豊かな暮らしの礎となる一つの要素です。
藤原昌彦