穏やかな日差しのある1日ですね。
お正月三が日の最終日。
今年の計画を元旦に考え、ゆっくりと読書をしながら過ごしました。
様々な目標がある中で、毎年のように掲げているのは「本物の建築をつくる」です。
どこかのコピーではなく、誰かの焼き回しでもなく、岡山でしかできず、その敷地でしかなし得ない暮らしのあり方を考える。
岡山以外の地方から依頼があった際にその事がベースとなり、環境が違っても良い建築ができるのではないかと思います。
しっとりとした趣のある建築、本物でしか味わえない上質な空間を目指して。
決して、高価な素材を使うだけが良いのではありません。間の取り方や空間のメリハリ、何よりその建築・空間を生み出すまでの過程・プロセスが大切ではないでしょうか。
真摯に建築と向き合い、楽しみながら謙虚に邁進して行きたいと思います。
写真は、「田井の家」 撮影:笹の倉舎 笹倉洋平
藤原昌彦