薄曇りの一日でしたね。
目を養う旅の途中に、屋根のある建築作品コンテスト2019の嬉しい報告ができました。
日本の気候風土に合わせた住宅を考える際には、やはり屋根の造り方は重要であり、建築後の耐久性を考える上でも大切になります。
屋根をかける事で、生まれる軒下の空間は日本の住宅の文化を育てたと行っても良いのではないでしょうか?
軒下空間と、縁側。
いわゆる屋外と内部をつなぐ中間領域。
ここの空間が豊かになればなるほど、住宅の質が上がり暮らしに奥行き感が出るのだと思います。
屋根と同時にこの軒についてしっかりと考えて行きたいと思います。
藤原昌彦