手描きで考える

藤原の日記

気持ちの良い秋晴れの1日でしたね。

美咲町にて進んでいる現場へ。

大工さんの工事がほぼ完了に近くになり、仕上がりぐらいをチェックしてきました。

現場監督の方が、こちらの意図を素早く理解してくださり、現場をスムーズに進めていただいております。

完成は、来年1月にはできるかと思っておりますので本当に楽しみです。

現場にこちら側の意思を伝える手段として、図面があります。

建築家や設計者は、図面が言葉となり現場の監督や職人さんに伝わって行きます。

この図面だけでは、伝わりにくい部分もありその際には、手描きでスケッチをしたり、簡単な原寸図を描いたりします。

この手描きの作業が、実は出来上がる建築や空間に影響を与えるのではないかと、できる限り手描きで補足のスケッチを書く様にしています。

補足といえども、どれもが大切な図面の一部。

現場に伝えることの大切さを改めて考えたいと思います。

藤原昌彦