素材の勉強

藤原の日記

少し天候が良くないですね。

明日は雨模様。

本日は、高梁の家植栽のチェックを行い、完成に向けて細かな部分を修正しながら進めています。

最後まで丁寧に行って行きたいと思います。

そのあと、月一回の勉強会の為真備町へ。

本日は、瓦の勉強です。

素材としては、本当に古くからあり、中国大陸から寺建立のため入って来ました。

当初は、各地で作られていたと聞いていますが、最近は三洲瓦(愛知県)石州瓦(島根県)淡路瓦(兵庫県)の三つが主な生産地 です。

そして、その産地でもの沢山あり、いぶし瓦から釉薬がわら、和型から平板瓦、スパニッシュ瓦などなど。

また、いろいろな役物も沢山あり、話を聞き出すときりがなくなります。

昨日は、そのさわりの部分。

瓦はかなり奥が深い差材です。

高梁の家では、その瓦を使用して趣のある端正な佇まいの建築となりました。

高梁の町並みに馴染み、これから長い年月をかけてこの地域に根付いてもらえる建築となってもらえると思います。

藤原昌彦