雨が続きますね。
しばらくは、雨模様なので現場の進捗が心配です。
昨日の美咲町の家の帰りに、とある集まりで材木屋さんの加工場を見学いたしました。
そこは、最近では珍しく地松のみを扱う材木屋さんです。
ここ数年、外材の普及や集成材に圧されて使う事が少なくなってしまった地松。
小屋組をかけるときに使う丸太などは、地松を使っていましたが、本当に少なくなってしまったと社長さんがおっしゃられていました。
最近は、プレカットが進み木材を見て、手刻みで加工する大工さんも少なくなり、大工さんとは呼べない人が多くなって来ています。
コストや効率を考えるとやはりプレカットは、現代の流れにはなって来ますが、しっかりと手刻みの技術も継承していかなければならいのは事実です。
そろそろ、手刻みの住宅を設計して見たいですね。
写真は、工場の内部です。
丸太で仕入れて、加工し天然乾燥で行う昔ながらの手法で加工をされています。
材料を無駄にする事なく、柱から梁・桁、垂木、野地板まで加工をされています。
藤原昌彦