蝉の声が、アトリエの庭を騒がしくしてくれています。
夏が目の前まで来ましたね。梅雨明けはもうすぐです。
住宅の設計は、楽しくもあり苦しくもあります。
見たことのある物や体験したことのある事であったり、実際にある物を見せられるのであれば非常に助かります。
しかし、その様な見た事のある物を設計するのはよくないと思っています。
その敷地で、その家族が住まう空間は、同じであってはいけないと思っているからです。
敷地の持つポテンシャルや周辺環境、ここに暮らす人たちの想いを受け止めるカタチ・空間。
常に、新しい空間・体験を目指して設計に邁進して行きたいと思います。
藤原昌彦