まだ梅雨に入りませんね。
もうしばらくは、天気が続く様です。
小さな住宅の設計は、あらゆるモノとの格闘になります。
寸法的なことから始まり、人の行動として振る舞えるのか?つまり生活できるのかを考えていかなければなりません。
部屋を仕切るのではなく、さりげなく仕切りながら繋げる。
そういったことを繰り返しながら創った空間は、クライアント様がより良い工夫を行いながら暮らす事により、深化した住空間となって行きます。
全てが用意された快適性は、現代にあっているのかもしれません。
家族の繋がりが希薄になりがちな、現代だからこそ少し使いづらい状況を家族の工夫・コミュニケーションにより暮らすことで愛のある住宅へとなるのではないかと思います。
暮らしを楽しむことが現代には必要なのではないでしょうか?
藤原昌彦