稲穂も色づいて、もうすぐ収穫の季節ですね。
建築の設計は、いろいろな段階があります。
企画の段階、計画の段階、基本設計の段階、詳細な設計の段階。
同時にいろいろなことを考えながら進めて行きます。
先に進んでは、一度戻り、再度進んでは決定していく。
その結果を検討したり、まとめたりするのが図面となります。
図面は、最終的にはクライアント様のために描いて行きます。
その図面を見ることはないかもしれませんが、丁寧に創る人のために書かれた図面は、大切に扱われる様にしています。
だから、妥協できないのが図面を描くことなのです。
美しく丁寧に描かれた図面は、創られる建築・空間も美しくなり、クライアント様の為となって行きます。
実りの多い秋。
大切にしていかなければならないことが多いのが建築なのかもしれません。
藤原昌彦