手描きの力強さ

藤原の日記

今日は、なんだか暖かい1日でした。

ドローイング展

本日は、埼玉にて打ち合わせを行いました。

現在着工の準備を行っていて、行政手続き待ちでその時間を使って、確認事項を打ち合わせを行いました。

その後、近代建築資料館で行われている日本のドローイング展へ。

建築を創る上で大切な「図面」。昨今では、CADの普及で誰が描いても同じに見えてしまいます。

この展覧会は、CADが普及する前の手描きで描かれた図面を展示しています。

考えをまとめているスケッチや、プレゼンテーションを行うために描かれた図面、実際に造られるための図面など多くの図面を展示して有りました。

私も、図面には気をつけながら描いております。

図面が、一枚の絵画のように見えなければ、実際に建築する建物も美しくならないと思っています。

その当時に、手描きにより描かれた図面、スケッチには熱量を感じ力強さを感じました。

この力強さが、建築を生み出すのだと痛感しながら、建築は自由であるべきで、美しくあるべきだと思い返し今後の糧にしていきたいと思います。

藤原昌彦