山田守の建築

藤原の日記

東京の視察、2日目。

良い天気で良かったです。

山田守自邸

午前中は打合せを行い、午後からは山田守氏の自邸を見るために、東京アクセスポイントのツアーに参加しました。

皆さんは、山田守をご存知でしょうか?

山田守を知らなくても、建物は知っているかと思います。

そう、あの日本武道館や、京都タワーの設計者です。

自邸を見学する前に、山田守が設計をした東海大学代々木校舎を見学しました。

東海大学1号館

写真は、一号館ですが、有名なのはやはり2号館でしょうか。

代表するY型プランの進化系+プランとRの曲面のある柔らかな壁面。

中心には、階段とスロープのコアとなっており、機能性のあるプラン構成です。

その後、自邸へ。

施主は、自分の家族ではなく、奥様。

Y型プランで、庭を包み込む様な気持ちの良い構成と、自身のアトリエの動線が、通常ではない構成です。

螺旋状の階段がシェルターの様に機能し、2階の住宅と3階のアトリエを明確に分けています。

このツアーのメリットは、山田守氏のお孫さんに当時のエピソードを色々と聞け、ただ一般公開に寄って見学したのとは違う視点から見学出来ることです。

是非一度、アクセスポイント東京のHPをご覧いて参加して見て下さい。

藤原昌彦