構造を考える その2

藤原の日記

今日は、ホワイトデー。

お返しをきちんとしました。忘れると…

直島 リ・ウーハン美術館

昨日に続き、構造の話です。

写真は、直島にあるりリ・ウーハン美術館。

設計は、安藤忠雄氏ですね。打ち放しのコンクリートがその特徴を示していますね。

豊島美術館

こちらの写真は、豊島にある豊島美術館。

設計は、西沢立衛 氏。

妹島和世さんとパートナーを組んでいます。

この構造も、コンクリート構造です。

同じコンクリート構造でも考え方が違い、構造解析の方法も異なってきます。

上が、コンクリート壁式構造 、豊島美術館がコンクリートシェル構造。

どちらも好きな建築ですが、豊島美術館は何時間いても飽きない空間です。

コンクリートをドーム状にして柱や壁のないワンルーム空間をつくっています。

こういった、空間を実現する上でも、構造計算は重要になってきます。

木造においても、美しい空間はやはり構造も美しいと思います。

構造家・構造設計者の必要性、大切さがいかに重要かを。

藤原昌彦