建築巡り~鞆の浦・太田家住宅~

藤原の日記

築200年以上、国の重要文化財である太田家住宅の見学に行きました。

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この「太田家住宅」は主屋や保命酒醸造蔵など9棟からなる

瀬戸内を代表する建築物群で、江戸時代中期から後期にかけて

家屋敷を購入しながら拡張、増築されて現在に至ります。

そして平成3年に重要文化財に指定されてから

約6年の歳月、10億円ほどかけて保存修理事業が行われました。

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と、いうのがパンフレットに書かP1200049

特に興味深かったのは茶室

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実はこの太田家住宅、福山のお殿様がお忍び(?)で

度々お茶をしに来ていたという推測がされています。

そのため茶室が必要以上にたくさんあり

入口がにじり口(鴨居が低く、頭をかがめないと入れない茶室特有の造り)になっていないのです。

お殿様に頭を下げさせないためですね!

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他にもいろいろなことを教えていただきました。

建物の造りの意味が紐解いていかれるのは楽しいですね

こういった先人の知恵や知識を、これからの未来の家づくりにも

どんどん取り入れたいですね^^

staff.K