田井の家 2019

山間で奥行きが浅い敷地の家。
環境を生かした暮らしと子供がのびのび暮らせる家を要望された。

リビングを45度に振って庭に突き出し、視線が庭に抜けて広がりが感じられる。

キッチンとダイニングはコンクリートにした。
モダンながらも古民家の土間のような雰囲気が山間の地と似合う。

ダイニングから庭のテラスへと大きな開口部を作った。
庭から続く土間のダイニングで食べる食事は、まるで外で食べているかのように気持ち良い。

リビングには明るく柔らかい光が注ぐ。庭の植栽の影も心地よい。

手で触る建具の引手には自然素材を使用している。
自然素材を使用することで、自然の味わいのある住まいとなり、経年変化も楽しめる。

造園家 荻野寿也氏による里山の風景のような庭。
アプローチから緑豊かな暮らしが楽しめる。

田井の家

数年にわたり豊かな環境を求め、探し続けた家族が見つけた山間の地。
この環境に馴染むよう、風景として新しい建築を目指した。
山間のため敷地は奥行きが浅く、何度も現地を確認しながら設計した。
自然をいつでも感じられるよう、里山の風景のような庭をつくり、家の中と庭との境目をゆるやかにする工夫をした。
その結果、緑豊かな暮らしが楽しめる家となった。

木造/在来軸組工法(2階建て)
延べ床面積:111.05㎡(33.59坪)住宅性能表示 耐震・断熱性能
建築設計:藤原昌彦 (バウムスタイルアーキテクト一級建築士事務所)
構造設計:長坂健太郎  馬上友弘 (長坂設計工舎)
外構・造園計画:荻野寿也(荻野寿也景観設計)
写真:笹倉洋平 (笹の倉舎)