今日は、本当に暖かい1日でしたね。
朝から上棟のため、現場にいたのですが、暑いぐらいでした。
岩井の家が上棟いたしました。
建築の骨格が建ち上がる瞬間です。
設計を行う際には、構造家と協働して行います。
一見すると、普通に見える構造も実はしっかりと検討を重ねて設計を行っています。
一般的な住宅では、設計者が構造を考え壁量計算と呼ばれる構造計算と勘違いする方法によって安全性を確かめます。
この計算は、簡単に言えば、筋交いが入っている壁の枚数を数える事をやっています。
私が、設計する際には構造計算(許容応力度計算)を行いながら、安全性を必ず確認しています。
そうする事で、いろいろな空間の広がりが出てきます。
構造家からの提案により、空間が進化する事もあり協働して設計する価値は必ずあります。
設計中の住宅は、一見普通に見える住宅ですが、その空間の創り方は構造家がいるからこその設計になっています。
藤原昌彦