屋根を考える

藤原の日記

風が冷たく、非常に寒いですね。

寒波は、金曜日ぐらいまで居座るそうで、しばらく寒い日が続きますね。

国府市場の家

現在設計中の住宅では、屋根の形状や素材を色々な形で考えています。

車で、新しい住宅地を見かけると必ずといって良いほど、片流れの屋根。

これは太陽光パネルを載せるために、南側により多くの面積を取りたいためにされているような感じがします。

片流れの屋根が悪い事ではなく、周辺環境(隣近所に)に配慮しながら設計した屋根であれば、良いと思います。(私も片流れ屋根を行うこともあります。)

これから設計が始まる住宅の屋根は、コストの関係や敷地の関係・周辺環境を考え建物をコンパクトにした正方形のプランの為、方形という形を選択しました。

出来るだけ、プロポーションを整え端正な佇まいになる様に屋根の勾配や素材を考えていきたいと思います。

素材としては、瓦が良いのですがコストを考えると、金属屋根になるような気がしています。

建築が美しく見えるためには、やはり屋根が美しくなくてはいけません。

屋根の形状が美しく見えるためには、やはりプランが美しくないといけません。

まだまだ、目を養い手を練って、美しいプランを考えたいと思います。

藤原昌彦