経年変化を楽しむ

藤原の日記

秋晴れの気持ちの良い一日。

この晴れがつつくと良いのですが…

今日で、10月も最終日。早いものですね、時間が経つのは。

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住宅を構成する素材において、私は出来る限り自然素材をお勧めしています。

外壁材・床材・内装の壁材・建具その他…

数多くの部材によって構成される建築(住宅)

どんな物でもそうですが、手入れをしてあげないと朽ちていくだけになって行きます。

外壁に板材を使用する場合、約1年程度で色が変色して行きます。(軒が出ている箇所は、もっと長持ちします。)

この色の変化や風合いが住宅に深みを増す要素だと考えています。

しっかりと手入れ(この場合、ペーパー掛けを行い、塗料を塗る)をしてあげるだけで、だんだんとよくなってきます。

ほんの一時間程度の手入れ。

人の体と同じで、手入れ・メンテナンスをしてあげなければ、長持ちいたしません。

人も年齢を重ねるごとに深みを増すのと同様、自然素材も深みを増していきます。

もし、ずっと新品同様が良ければ、作られた物を選んでみてはどうでしょうか?

藤原昌彦