豊かな空間を

藤原の日記

今朝は、本当に寒いくらいでしたね。

そろそろ、布団を変えなければならないなと思っています。

南区の離れ

良い建築・美しい空間を創るためには、皆様の協力なくしては実現しません。

そうするためには、すべての事がかなうわけでもありません。

しかし、長い時間軸を考えて頂きたいと思います。

子育て世代は、子育てに手がかかるので、その使い勝手や子供部屋の大きさに気が行きがちになります。

また、来客の部屋についてもそうですが、来客用として和室を作るケースがありますが、やはり数年後に伺うと1年に一度使うか使わないかだそうです。しかしその来客用がなければ、また困るのも事実です。

そう考えると、やはり大きさや広さが重要になってきます。

無駄に広いと、初期費用が掛かりただ使わないだけの部屋となりますので、提案としては、3~4.5帖程度が良いのではないでしょうか?

3帖ぐらいであれば、一人は確実に休むことが出来、4.5帖では3人程度が休むことが出来る。

全体のコストバランスを考えると、普段しっかりくつろぐリビングやダイニング・キッチン廻りに重点を置き考えていくことが大事になってきます。

私の設計する住宅は、決して安い金額ではありません。(坪単価的には、平均75万円(税別)ぐらいだと思います。)

建築の空間は、数字ではなく色々な体験の積み重ねだと思っています。

重要なのは、大きさではなくそこで営まれる暮らしです。

小さくても豊かな家。美しい空間。

写真は、そんな思いを込めながら創っている住宅です。

延べ床面積は、約20坪程度、単価的には…お会いしたときにお教えいたします。

藤原昌彦