対談in京都  建築とは…

藤原の日記

雨が降りそうで、すぐれない天気。

明日は、撫川の家の写真撮影です。

天気予報では、雨…撮影できるかな

対談01

さて、京都での対談の中で、やはり建築の話が出てきます。

私も同じようなことをお伝えするのですが、堀部さんの内容の方が分かりやすいと思いますので、聞いたことをまとめてみました。

日本語で「建築」とは、大きく分けて二種類の概念があると思う。

「building」と「architecture」である。

buildingは、雨や風、暑さ寒さ、台風や地震などから人や財産を守ることで、その時代の環境や技術により大きな役割を果たさなければいけない。その役割は、数値によって換算することが出来客観的に分かりやすい。例えば、断熱性能や耐震性がある。

その一方で、architectureは風景や風土、人の記憶を継承することである。風景や風土を見つめ、人にとってかけがえのない「本当の財産」を未来に残していく大きな役割です。数値では、測りえないもの。

この二つの概念が、バランスよく評価されることが建築なのではないのかと、おっしゃられていました。

大変わかりやすかったので、皆さんにも知ってもらいたいと思います。

藤原昌彦