小さな住宅

藤原の日記

良い天気が続き、気持ち良いですね。

小さな家と言われると、どれくらいの規模を思い浮かべるでしょうか?

30坪ぐらいになると、小さく感じますよね。

バウムスタイルアーキテクトのアトリエは、延べ床面積20坪です。

家族3人が暮らせる想定をして、設計を行っています。

物理的(数字)な広さではなく、身体スケールを考えながら広さを感じられる様にしています。

複雑なつくりでは無く、普通の平面計画で断面を工夫することにより実現しています。

そして、視線の抜けや光の入り方、壁を伝って回る光を工夫しながら、狭く感じることなく暮らせる様にしています。

小さい家には、多くの工夫や地味な積み重ねの上に成り立って行きます。

数字だけの大きさや高さだけを追い求めずに、暮らしの質を高めることが大切になります。

小さい住宅には、大きなメリットがあると思います。

このメリットについては、後日お話しできればと思います。

藤原昌彦