オリンピックが始まりましたね。この様な状況ですが選手の方々には頑張っていただきたいですね。
さて、以前にもこちらでお話をしていますが「ウッドショック」についてです。
今年の3月ごろから徐々に値上がりが始まった木材ですが、状況は好転する見込みがなかなかない状態です。
昨年から今年の3月ぐらいまでの木材価格は、過去最安値だったせいもありいまの値上がりはかなりの上昇率となっています。
輸入材の入手困難から始まった「ウッドショック」。
輸入材の単価は、今や今年3月の約2.5倍から3倍に。
それに伴い、国産材の木材も材料が不足し金額も値上がりしています。
毎月の様に値上がりの連絡がきており、木材だけでなく住宅に使用される材料が軒並み値上がりをしている状況です。
なんとか材料屋さんとも話をしながら、できる限りクライアント様の負担がない様にと努力を行なってきましたが、値上がりは致し方ない状況です。
金額的には、建物の大きさなどによるので具体的には言えない状況ですが、約5〜8%程度は上がってしまう状況です。
このウッドショックは、当初は短期的なものと思われていたのですが、この状況は当面続きそうです。
そして、一度値上がりした内容は、一気には下がらないと思います。
下がったとしても約5〜10年程度かけて徐々に下がって行くものと思います。
この状況は、クライアント様が悪いわけでも我々が悪いわけでもないのですが、色々な効率化も含めてできる限り負担のない状況をつくっていきたいと思います。
藤原昌彦