まだ6月なのに、夏日が続きますね。熱中症も多いようですので気をつけて下さい。
品のある佇まいは、つくるのではなく内部から滲み出るものだと思っています。
先日掲載された雑誌、建築知識ビルダーズ45号の特集は、コロナ禍で現地取材ができないことを逆手とりに、SNSを利用して優れた住宅建築の外観を集めた特集となっています。
その審査を行った建築家 伊礼智さんが、外観は内部空間を移した鏡のようであると言っておられました。
内部空間が素晴らしいものは、自然に外観も美しくなる。
その逆もあり、外観が美しい建築は内部空間も素晴らしいのである。
その上で、外観のデザインは内部から滲み出た迫力があるものが良いのではと思っています。
品のある佇まい。振る舞いとも言えるかもしれません。
立ち振る舞いが、品につながり、豊かさを生み出します。
藤原昌彦