ある言葉で

藤原の日記

爽やかな青空が広がる一日。日中には、気温が上がり汗ばむ陽気でしたね。

現在、同時進行で設計を行っています。

その中で、ある言葉の意味を考えながらどうしたらいいのかを考えています。

私が設計を行う場合、建築も空間も上品なしつらえとなるように整えて行くことを心がけています。

材料の選定においても、同じでその敷地や周辺環境を見ながら、どうするのが上品でエレガントに見え、年月が経過したのちにも味わい深い品のある佇まいになるのかを。

内部空間においても、空間の高さや奥行き、開口部の位置や大きさ、素材の使い方、照明器具の位置などあらゆることを考え設計に落とし込んで行きます。

この言葉に囚われすぎていないかと自問自答しながら、ごくごく自然に振る舞えるようにしていけるまで、思考を凝らして行きます。

言葉の持つ意味は奥深く、人によって捉え方が違うので、私自身の想いが溢れ出るようにして行きたいと思います。

藤原昌彦