ウッドショック

藤原の日記

良い天気ですが、風の強い一日。

先日上棟を迎えた、岡山市北区の「吉備津の家」は順調に進んでいます。

中々世の中には広まっていませんが、建築業界では大変なことが起こっています。

「ウッドショック」

外国からの輸入材が日本に入り難くなっており、金額が高騰しています。

それにつられるように、国産材の材料も値上げおよび材料が少なくなっている状況に陥っております。

現在建築中の材料については、確保ができているものの今後の建物については金額のUPと遅れが発生しそうです。

原因は、コロナに起因し、北米の住宅産業が好調で材料のほとんどがそちらに流れているとのこと。さらに、先日のスエズ運河の事故によりアジア方面に向かう船が急遽米国に行ってしまい、材料が遅延していることが原因のようです。

現在進めている住宅に関しては、できる限り調整を行って行きたいと思っておりますが、ご迷惑をおかけするかもしれません。

全国的なことなので、どうしようもない面がありますが、ご了承いただければと思います。

しっかりと設計する時間ができたと思っていただければ幸いです。

藤原昌彦