街並みを考える

藤原の日記

日差しが暖かく気持ちの良い一日でしたね。

一軒の住宅を設計することは、社会的責任が伴います。

独り善がりの住宅では、良い街並みは形成されていきません。

周辺の住宅を見ながら隣近所のバランスを取りながらデザインを進めていきます。

自分のところだけ、変な屋根をつけたり、変わった装飾をするのはおかしい。

できる限り慎ましく、丁寧にバランスを取りながら設計を進めることは、この一軒からでも街並みを変えていくんだ(良い意味で)という想いで行います。

完成だけを見据えるのではなく、10年後、20年後・・・三世代後の100年後の姿や街並みをを考えることは、私ども建築家にとって社会的責任があると思います。

街並みを一邸から

それが、いずれ線となり繋がり、面となって広がっていくと信じて。

藤原昌彦