家と庭

藤原の日記

雪がチラつく、かなり寒い一日。太陽の暖かさが嬉しいですね。

倉敷真備町にて建築中の「真備町の家Ⅲ」で、造園家の荻野寿也さんと造園・外構の打ち合わせを行いました。

今年最初の打ち合わせでしたが、クライアント様と共に和やかな雰囲気で打ち合わせを行いました。

住宅を建てる際に、私は家と同じぐらい庭も大切に扱っています。

家は人工的なモノでありますが、そこに樹木の生きた自然が入ることで人が暮らす空間が出来て来ます。

植栽を施すと言われる事は、手入れが大変や草抜きが。。。などなど。

どんなものでも必ず手を入れてあげなければ、長持ちしないと同じ様に多少の手間はかかります。

しかし、落ち葉もそこに落ちている事が風流に感じる事が、暮らしを豊かにして行くのではないでしょうか?

自然に落ちた落ち葉が、その瞬間のデザインとなり雰囲気をグッと良くする。

必要なのは、家や樹木そのものではなく、そこで営まれる暮らしであったり、出来事だと思います。

そのことを分かって頂けるクライアント様とそこを目指すパートナー(造園家 荻野さん)と一緒に手がける事ができるのは本当に嬉しく感じます。

造園は、最後の最後となりますが、クライアント様も含めてワークショップを行いながら造園していきたいと考えています。

もし参加されたい方がおられる様であれば、お問い合わせください。

藤原昌彦