負荷のある事

藤原の日記

寒くなるかと思えば、暖かい一日でしたね。

住宅を設計する際の要望で、使い勝手の良いであるとか掃除がしやすいとか、つまり負荷のない、ストレスのない様にと要望される。

確かに、正しいことであり、設計の際には十分配慮しながら設計を行っている。

この負荷のないことを考えたとき、人の成長は止まるのではないかと思ってしまいます。

過剰な負荷は、人を傷つけることにはなるが、ある程度の負荷がなければ人の潜在能力は衰退するのではないかと思います。

多少の不便を楽しむことが、このコロナ後の時代に求められていく一つの暮らし方ではないかと。

暮らしを楽しむというのは、不便を楽しむことにもつながるのではないかと思います。

藤原昌彦