コロナの感染者の数が増えていますね。この先の見通しも中々難しいです。
お陰様で、アトリエにお越し頂いたり、メールにてお問い合わせ頂いたりしております。
住宅に求めるものは、その家族や人により様々。
私のところへ来る多くの方々が豊かな暮らしを求めて来られている気がします。
その中、よくある問い合わせで、耐震等級は幾つですがや、外皮性能は?、気密性のは?その他・・・。
これらは、確かに数字で分かってきますので、比較検討しやすいのだろうと思います。
簡単に数値で、お伝えすることができますが、この数字に合わせ行ったことが大切でそれを聞かないで数値だけが独り歩きするため、お逢いしてお話をさせて頂く際にお話をしています。
耐震性は当たり前の話で住宅性能表示等級3(建築基準法上の耐震等級3ではありません)を必ず許容応力度の構造計算にて取得しています。
断熱性能や気性能・冷暖房の計画は、クライアント様の予算によってきますので、各住宅とも違いが出ます。つまり、断熱性能や気密性能・冷暖房については、高い性能を出そうとすればコストと比例します。
比較したいのは、よくわかりますが住宅はそれだけでは成り立ちません。
公道ではレーシングカーが走れない様に、スペックがいくら良くても、豊かな暮らしはおくれないのです。
独りよがりの住宅ではなく、美しく後世に伝え続けられるような、暮らしを残していければと思います。
藤原昌彦