点から線、そして面へ

藤原の日記

台風が過ぎ、一気に秋めいた感じになって来ましたね。

夜は涼しく、虫の音が聞こえて来ます。

岡山市中区で建築中の「関の家」は間も無く完成を迎えます。

私の大きな目標は、携わった方々の暮らしを豊かにし、美しい建築・美しい街並みと・美しい風景をつくりたいと思っています。

住宅を中心に設計・建築を行なっている私にとって一邸一邸が大切です。

一邸一邸を丁寧に美しくつくり、豊かな暮らしの場ができる事が次につながっていくと思い、さらにはその周辺を豊かにしていくと思っています。

私の行なっている行為は、大海に一滴の水滴を垂らすようなものかも知れません。

しかし、その一滴が濃密で濃厚な一滴であってほしいと思って設計に取り組んでいます。

今は、点でしか無いかも知れませんが、それが線となりいづれ面となる事、実現させるために邁進して行きたいと思います。

藤原昌彦