心の拠り所

藤原の日記

巨大な台風が近づいていますね。かなりの大きさで、岡山は進路から外れていますが、気を付けないといけません。

岡山市中区に建築中の「関の家」

最近では、多くの方々がアトリエに来て頂き、アトリエ見学と私のお話を聞いて頂いております。また、少し時間を頂きながら設計を進めさせて頂き、少しお待ちいただいている方もいらっしゃる状況になっております。大変みなさまには感謝しております。

さて、住宅は、建築の中で唯一帰る場所のある建築です。

学校や美術館・博物館、映画館などなどは目的を持って行く場所になるのですが、住宅は必ずどんな心身の状態であっても帰る場所になるのです。

その為、住宅には心の拠り所としての確固たる居場所が必要だと思っています。

このコロナウィルスの影響で外出がままならず、家に居る時間が増えたことと思います。

その住宅に確固たる居場所があるとずっと居られるものになるのではないかと思います。

そう言った人の心に寄り添える様な住宅をこれからもつくり続けて行きたいと思います。

藤原昌彦