余白のある

藤原の日記

まだまだ、暑さが和らぎませんね。一雨くれば、涼しくなりそうな気もします。

岡山市中区で建築中の「関の家」は、仕上げもほぼ完了し細かな部分の調整や取付モノを取付美装の段階へ。

来週からは、いよいよ外構工事へと移行していきます。

「関の家」の2階部分は、ほぼワンルーム空間。

将来、子供室が造れるように間仕切りのない余白の空間となっています。

私の設計では、子供室は3~4帖程度が多く、お子様が小さいクライアント様の場合は間仕切りをせずにフリースペースとして当初は使用してもらうことが多いです。

計画はきちんと間仕切る事ができ、必要な時が来るまでは間仕切りを造らず自由に余白のある空間を楽しめるようにして行きます。

そうすることで、一度間仕切りをしたとしても、またフリースペースへ戻すこともできるし、いろいろと利用可能な空間とすることができます。

余白のある空間は、暮らしに刺激を与え人に考える力を与えます。

藤原昌彦