一手間をかける

藤原の日記

大変な大雨で、2年前の記憶が蘇るような一日。午後からは、晴れ間も見えたので一安心ですが、現場廻りの途中で河川を見ると、後一日降り続いていたらと思うとゾッとします。

コロナの影響もあるかもしれませんが、いろいろなものを作ったりしています。

その中で、ベーコンを手づくりしました。

クライアント様に教えて頂いたレシピを元に、燻製まで自分で行います。

まずまずの出来栄えで、先日のスタッフとのBBQでもピザに載せました。

買えば済むのですが、この一手間が大切なのだと改めて思いました。

設計する際にも、色々と気をつけてスタッフにも声かけしながら、何が大切なのかを考える事を行なっています。

住宅の設計は、実は手を抜こうと思えばできます。

簡単に言うと、工場で加工された物(既製品の外壁材や内部の建具・枠、家具など)を買ってきて取り付けさえすれば、住宅としての要件は成り立ちます。

それは、私でなくても、バウムスタイルアーキテクト で無くても出来ます。

私が大切にしている事を、丁寧に設計し暮らして貰いたいと言うことから、徹底的に、丁寧に時間の限り考えて設計することをこれからも続けて行きます。

簡単なことこそ、一手間を惜しまず。

藤原昌彦