小さくつくる

藤原の日記

雨が降ったり晴れ間が見えたりと不安定な一日。

南区の離れ 敷地面積20坪の中に、建築面積9坪 延べ床面積20坪の住空間を。

住宅は大き方(広い)が良いのか小さい方が良いのかは、悩ましいと感じます。

大は小を兼ねると言うように、大きに越した事は無いと思いますし、建築的に考えると大きい方が良いとも思えます。

小さい住宅(狭小住宅を含め)はダメなのかと言うと、どちらかといえば私は小さい住宅が良いと思います。

小さい住宅には、特有の不便さがあり、その中で豊かさを感じると思います。

多くのメリットもあり、人生をある意味豊かにすることでもあるのではないでしょうか?

最近は、郊外や自然豊かな環境で設計をさせていただくことが多いのですが、久しぶりに街中の狭小敷地に狭小住宅の設計も行いたいと思っています。

藤原昌彦