今年の梅雨は、梅雨らしくもあり例年に比べると過ごし易い気がします。
住宅における豊かなものについて、よくお話をしています。
太陽の光や熱、風や音、匂いやコミュニケーションなどなど。
良いものは取り入れて、必要ないものは遮断する。
屋外との繋がりがどの様にあるべきかが重要になってきます。
その一つに「庭」のあり方です。
敷地の形状や広さ、その周辺環境にも左右されてきます。
よく設計する方法としては、コートハウスいわゆる中庭のある住宅です。
建物で囲む様に「庭」をつくり、住宅のいろいろな場所から「庭」を眺めたり、楽しめる様にして行きます。
写真は、岡山市で設計を行った津島福居の家。
セミコートハウス形式で、アプローチから庭を感じ、いろいろな居場所から楽しめる様にしています。
藤原昌彦