アトリエでは、この季節窓を開けていると爽やかな風が抜けて行きます。
屋外を感じながら、ゆったりと寛ぐ時間は人にとって大切なものです。
毎日散歩をしている際に眺めている風景に、春になると満開の花を咲かせる桜があります。
私が幼少の頃からあり、記憶の限りでは40年近くそこにあったと思います。
その桜が、無残にも本日切られてしまいました。
確かに岡山市の持ち物の土地にある桜ですので、その所有者がどの様に扱ってもの良いのです。
私を含め近所の方々は、この桜を楽しみしていたので非常に残念でなりません。
もう少し想像力を働かせて、何かできることが出来なかったかと。
一つの自然が人の手によって奪われてしまった。
藤原昌彦