豊かなモノを取り込む

藤原の日記

爽やかな晴れの日が続き、だんだんと夏に向けて季節が変わって来ていますね。

矢掛の家では開口幅約5mもある木製サッシの取り付けを行いました。

ガラスの大きさも一枚あたり2.5m×2.0mあり、重量も150kgオバーとかなりの重さです。私も手伝いながら、総勢8名で建て込みしました。

開口部の大きさや位置については、視線の抜け方は勿論のこと、豊かなモノを取り込む事を考えて設計を行なっています。

素材や大きさが大きくなれば、コストもかかりますので検討しながら決めていきます。コストの関係で木製からアルミ+樹脂サッシに変わることも。

豊かなモノとは、景色であったり、太陽の日差しや熱、風、音、匂い、コミュニティ。。。様々あると思います。

その豊かなものを良いのもは取り込んで、悪いものは閉ざす。

そして、光が美しい開口部を設計して行きたいと思います。

藤原昌彦