記憶をつなげる

藤原の日記

今にも雨の降りそうな空模様の一日。明日は、雨が降る予報ですね。

田井の家 民家の形を現代の形態へ

懐かしさを感じる事は色々あると思います。

音楽であったり、友達との会話であったり、通った学校の通学路の風景であったり。。。

これは、直接的に体験した思い出になるのですが、住宅では古い民家などはなぜか懐かしく感じることがあります。

民家に住んだこともないのです。

和室も同じで、懐かしさを感じることがあります。

縁側での日向ぼっこや、畳の匂いなど懐かしさを感じるのには心の奥底に記憶があるのではないかと思います。

全部を昔ながらの作り方や素材を使うというわけでなく、その伝統であったり文化であったり形であったり、などを丁寧に読み解き未来に繋がる様に。

記憶の継承は直接的な思い出もあり、伝統文化としての記憶をつなげていくこと。

改めて、大切にしながら建築を考えて行きたいと思います。

藤原昌彦