1つの要素として

藤原の日記

薄曇りのあいにくの空模様。来週からはかなり暑くなり、梅雨に向けて季節が変わって行きそうです。

「家は、夏を旨とすべし」 と徒然草にあります。作者は、吉田兼好。

日本の気候、湿潤な環境に対応しながら住宅をつくるべきだという内容です。

この考えのもと、現代ではエアコンが大普及しました。その成果もあってか、住宅の考え方が夏より冬を重視する断熱性へと変化を遂げます。

断熱性を上げて、エアコンを使うことで快適性が上がりますと。

断熱性能は、冬を基準として考えてしまいますので、夏場の熱を溜め込む事になります。

地球温暖化により、夏の暑さも段々と激しさをます様相です。

住宅の設計は、バランスよくすることが大切だと常々言っておりますが、断熱気密、調湿をバランスよくすることが快適性を生み出す1つの方法です。

豊かな暮らし、ロングライフデザインを行っていくための1つの要素。

いろいろなことのバランスを考えることで実現できる豊かな暮らし。

暮らしを楽しめる1つ1つを丁寧に考えて行きたいと思います。

藤原昌彦