抜け方

藤原の日記

天候がなかなか安定しませんね。

春の気持ち良い日差しを浴びたいですね。

現在工事が進んでいる現場は、木工事が終盤を迎えています。

少し窓を塞いでいますが光が周り良い感じになりそうです。

この時期の現場は、黄色いボードの下地に覆われてかなり狭く感じる事があります。

仕上げで壁が白く変わると劇的に変化があります。それは完成してからのお楽しみにはなるのですが。

今回は、かなりコンパクトな住宅ですが、抜けを考えて設計をしています。

視線が抜ける、空間が抜ける、止まる、籠る。

抜けることばかりではなく、止まるところもつくる。

完成が楽しみです。

藤原昌彦