刺激のある空間を

藤原の日記

桜が少しづつ咲き始め、満開が楽しみですね。

明日は、また雨模様で少し寒くなるそうです。

コロナウイルスの影響がまだまだ出て来そうな感じですが、焦らず冷静な対応を心掛けましょう。岡山はまだ少ないですが、関東への出張がある方は、十分気をつけて下さい。

こういった時に、建築は何が出来るのかを考えています。

建築・住宅は、人の人生・暮らしに多大な影響を与えます。

幼少期に体験した思い出の中には必ず、家のイメージが出てくると思います。

その記憶に少しでも影響がある空間は、非常に大切になって来ます。

清家清の「私の家」では、トイレと洗面が一緒となっており、扉がありません。

「トイレに座っている父親と歯磨きをしている娘が朝の忙しい時間に会話する」この体験が娘さんにとっては良い思い出となっており、このことを自分の子供にも体験させたいといっていたそうです。

日々の体験が、人を成長させ人の心を豊かにする。

そうの様な住宅を設計していきたいと思います。

藤原昌彦