少しづつ暖かくなっていますね。
建築設計する際に、屋根の形状は非常に考えていかなければなりません。
近代建築により、フラットルーフがもてはやされ屋根についてあまり考えていない時代もありました。
省エネルギーの観点から、屋根に太陽光パネルを載せるための屋根のカタチも大変多くあり、配慮のかけるものがあります。
日本においては、梅雨があり建物を外部の環境から守るために有効であり効率的な屋根のカタチが昔からありました。
端正な屋根のカタチは、美しいだけではなく、機能的にも優れ、何しろ空に対しての配慮があります。
最近では、グーグルマップなどのアプリにより上空からの写真が見れるのでよくわかるのですが、古くからの街並みの屋根と最近の住宅団地での屋根の美しさの差がよくわかります。
自分本位の住宅ではなく、近隣や街、地球に配慮した建築として行くべきです。
藤原昌彦