屋根瓦

藤原の日記

今年は暖冬で薪ストーブの出番は中々ないかと思っていましたが、一度火を入れると使ってしまいますね。

昼まで火をつけてしまうと、夜まで暖かさが続き、むしろ暑くて窓を開けることも。。。

とある用事でお寺を訪ねる機会があり、本堂を見学しました。

寺社仏閣の建築は、やはり屋根の建築ではないかと思ってしまいます。

瓦の発祥は中国で、仏様を祀る建物に使われ始めたことから始まっています。

その建築様式が、日本へ伝来し各地方で瓦が作られるようになりました。

現在では、石州瓦(島根県)・三洲瓦(愛知県)・淡路瓦(兵庫県)と大きく三大地域に別れていますが、元々は各地にそれぞれの土地の土を使って瓦を作っていたそうです。

現代では、災害の影響等で鋼板屋根が主流となっていますが、瓦の重厚感、耐久性、断熱性は本当に優れていてこれからも使用して行きたい素材です。

瓦屋根の住宅の設計をしていますが、良い建築にして行きたいですね。

藤原昌彦