春のような暖かい一日。
このまま、暖かくなると良いのですね。
仕上げの追い込み中の、白楽町の家では左官による仕上げが終わりました。
珪藻土の水分が抜けるまでは、多少時間がかかりますがだんだんと色の変化がわかります。
全体的にグレーだったのが、白色へと。
光の廻り方も、刻々と変わって来ます。
最初は光が吸収されているところから、乾くにつれて光が反射するように廻って行きます。
想い通りに、光が廻ってくれると色々な居場所の雰囲気が出来て来ます。
おおらかな大きな空間にそれぞれの居場所。
そのような思いで白楽町の家は、設計しています。
藤原昌彦