パッシブ

藤原の日記

曇り空の広がる一日。

日が照らないと、肌寒いですね。

犬島に行かれたことがある方は多いかと思います。

そこに行くと、以前使われていた精錬所の跡地をミュージアムにした建築があります。

「犬島製錬所」 建築学会賞を受賞した建築です。

設計は、三分一博志 氏 お隣の広島の建築家です。

三分一さんの建築こそが、本当のパッシブハウスなのではないかと思っています。

設計を始める際の敷地・周辺環境に対するリーサーチは、徹底的に行います。

地形を調べることから、そこに建てられている民家(古いもの)を調査し、どの様に環境をあつかい建築を設計するかを決めて行くそうです。

太陽の熱・風・雨・雪・霜などなど、自然界の豊かなモノだけでなく、現象さえも設計に取り入れ、建築へと昇華させていきます。

精錬所も風を、温度さにより利用し温度管理しながら空間を創る。

長い年月の調査とシュミレーションにより出来る建築。

この様な建築を創ってみたいと思います。

藤原昌彦