余白のある

藤原の日記

過ごしやすい秋の1日。

しばらくはこの気候が続いてくれると良いのですが。

流政之

住宅の設計では、クライアントの要望が中心となり進めて行くのですが、私が携わる場合は要望を整理しながら最適解を提案して行きます。

その為、全ての要望が叶うわけではありません。

全てを叶えて、思い通り建物を作りたいのであれば、ある程度設計のできる工務店にいかれることをお勧めします。

建築家として、建築に携わる以上良い建築にしていかなければなりません。住宅は、個人の資産でもあるのですが、社会の資産でもあります。社会的な資産価値を生む建築が現在求められているともいます。

そのためには、「作るものは、作らないものに生かされる」ことが必要なのではないかと思います。

色々と多様な世の中であるため、過剰なことが多いのではないでしょうか?

要望も同じことだと思います。

余白のある住宅を創って行きたいと思います。

藤原昌彦