その場に立つ

藤原の日記

昨日は、嵐の様な風でしたね。

一瞬台風が来たのかと思ったぐらい、強烈な風でした。

谷口吉郎

建築の設計をする際に、必ず行うことがあります。

必ず、その敷地を見ることです。

その場に立ち、この土地に立つ建築に思いを馳せます。

そのイメージとクライアント様を知ることにより、はじめのカタチが見えて来ます。

なかなか、プランが出来ない時はそのイメージが一致していないのだろうと思い、土地と対話することとクライアント様を思い浮かべることを繰り返します。

何度も、その土地に足を運び周辺環境を含めて再度向き合う。

いくら有名な建築家で、多くのプロジェクトを抱えていても、必ず敷地には足を運び、現地を確認しているはずだと思います。

そういった痕跡をたどり、建築を対話する「建築散歩」はそのトレーニングの一環かもしれません。

写真は、先日見学した建築家 谷口 吉郎 氏設計の記念碑です。

藤原昌彦