建築の日本展

藤原の日記

どうやら、明日から雨模様の天候ですね。

ようやく梅雨入りでしょうか?

丹下健三 自邸

今日は、六本木にある森美術館で開催されている「建築の日本」展を見に行きました。

膨大な展示の数に圧倒されながら、9つにカテゴリーに別れていて、展示してあるプロジェクトは約100件、展示物は400点超と需実した内容です。

機会があれば是非ご覧いただきたい内容です。

建築を知らなくても、楽しめる内容かと思いますが、少し難しいかもしれません。

展示してある言葉の中で、色々と心に残る言葉がありました。

「終にかねを離れ、わざを忘れ心味の無味に帰する」

千利休の言葉です。

寸法や技術的なことを忘れることによって、物理的な空間の狭さを超越し、非日常の境地になる。

どうしても、寸法を追いかけてしましがちですが、建築空間にはそれを越えていける美しさ強さが必要だと思います。

そうすることで、愛される建築・美しい空間ができてくるのではないかと思います。

藤原昌彦