お菓子工房のある併用住宅「小さな森に佇む家 菓乃葉」 2014 岡山市景観まちづくり賞受賞

小さな森とお菓子工房のある家。
木々や花を愛でる穏やかな暮らしと、お菓子工房を訪れる仲の良い人たちとの時間を楽しめる家を考えた。

庭の植栽は、昔からそこにあったかのような懐かしさを感じる原風景を再生した。
木々の影や木漏れ日、花木の成長が楽しめる、小さな森ができた。

茶室の躙り口のような開口部を用意した。
仲の良い人たちを招き入れるための特別な入口として使われている。

明るすぎもせず、暗すぎもせず、柔らかい光に包まれているようなリビング。
1年を通して明るさを確保でき、夏涼しく冬暖かく保てるよう、開口部の位置や軒の出を計算してある。

小さな森に佇む家 菓乃葉 お菓子工房のある併用住宅

木のぬくもり溢れるダイニングキッチン。
リビングに設置されたスケルトン階段が奥行き感を演出している。

小さな森に佇む家 菓乃葉 お菓子工房のある併用住宅
小さな森に佇む家 菓乃葉 お菓子工房のある併用住宅

二階の畳コーナー。天井の開口部からの光が暖かい。読書やお昼寝に最適なスペース。ここからリビングを見下ろせる。

お菓子工房のある併用住宅「小さな森に佇む家 菓乃葉」

ごく一般的な住宅街にある住居の建て替え。
花木の成長を楽しみながら穏やかに暮らせる、お菓子工房のある住まいを希望された。
そこで、小さな森を作り、そっと寄り添う住まいを考えた。森に佇むような住まいである。
いつも穏やかで明るいリビング、そこへ通じる躙り口のような開口部には遊び心を。
この家には、訪れる人を楽しく迎え入れるための工夫がたくさんある。
近隣の方々にも、この小さな森の四季の移ろいを感じ、楽しんでもらえる場所になればと願っている。

岡山市景観まちづくり賞受賞

 

木構造(SE構法)2階建て
延べ床面積 : 125.85平方メートル(38.06坪)
構造設計 : 株式会社エヌ・シー・エヌ
造園設計 : 荻野寿也 荻野寿也景観設計
建築知識ビルダーズ(No.26)掲載